デジタル写真の解像度
解像度の単位をdpi(Dot Per Inchの略)といいます。1インチ(約2.54cm)の幅にドット(ピクセルとほぼ同義)がいくつならんでいるかという値で解像度は表されます。
印刷サイズが同じなら、72dpiの画像よりも、1インチあたりのドット数が多い(=ドットが小さくて密度が高い)350dpiの画像ほうががきれいに印刷できます。
印刷サイズ
では、5516×3714ピクセルの写真では、どれくらいのサイズで印刷できるのでしょうか?
5516×3714ピクセルの写真を350dpiで印刷する場合、1インチ描写するのに350個のピクセルが必要になるので、
長辺:5516ピクセル÷350×2.54cm(1インチ)≒40cm
短辺:3714ピクセル÷350×2.54cm(1インチ)≒27cm
となり、A3全面程度の大きさまで印刷できます。
モニタ上のサイズ
画面上では、ピクセル数が同じなら、72dpiでも350dpiでも同じ画質で同じ大きさに見えます。
現在、一般的なモニタ画面は、長辺が1024~1920ピクセル程度、短辺が768~1200ピクセル程度ですので、Webページを制作する際などは1辺が1000~2000ピクセル程の画像があれば充分ということになります。バナーなど部分的な使用であれば、さらに小さくても問題ありません。